機能説明
本ソフトウェアから会計ソフトにデータ連携することで、仕訳入力の手間を削減します。(税務に関しましては税理士または税務署にご確認ください。)
下記の会計ソフトに対応しています。
- 会計ソフトと連携する(freee)
- 会計ソフトと連携する(MFクラウド)
- 会計ソフトと連携する(弥生)
- 会計ソフトと連携する(PCA)
- 会計ソフトと連携する(TKC)
- 会計ソフトと連携する(JDL IBEX出納帳)
ご確認事項
JDL IBEX出納帳Majorの場合
「JDL IBEX出納帳Major(無償)」にはデータ連携機能はございません。「JDL IBEX出納帳」「JDL IBEX出納帳net」への移行については顧問税理士にご相談ください。
【JDL社への質問】
「JDL IBEX出納帳Major」から「JDL IBEX出納帳」および「JDL IBEX出納帳net」に移行はできますか?【JDL社からの回答】
弊社製品をご利用の会計事務所様とお付き合いがある場合は会計事務所様より仕訳データをいただける可能性があります。会計事務所様へご相談していただくことをお勧めいたします。
JDL IBEX出納帳netの場合
「JDL IBEX出納帳net」ではJDL社の「JDL IBEX出納帳net CSV入出力」オプションのご契約(年額1,300円)が必要です。なお、「JDL IBEX出納帳」では標準機能です。
免税事業者の場合
現状では、免税事業者には対応していません。
簡易課税事業者の場合
本ソフトウェアでは「課区」をすべて「売上」として出力します。そのため、「簡易課税」を採用している場合は、本ソフトウェアから出力したデータをエクセルなどで開きI列(借方課区)およびS列(貸方課区)の「売上」を「売一種」「売二種」「売三種」「売四種」「売五種」いずれかに置き換える必要があります。
事前準備
JDLの仕様上、「売掛先」「買掛先」の登録が必要となります。
「基礎情報」の「売掛先登録」および「買掛先登録」から、「売掛先名」および「買掛先名」に「CSVインポート」を登録します。
操作説明
手順1:本ソフトウェアから連携データをエクスポートする
【一括抽出】⇒【会計ソフト連携】を開き、抽出対象月を選択し、「データ出力」をクリックすると、連携データがエクスポートされます。(TKCの場合は関与先コードを入力してからデータ出力してください。)
手順2:会計ソフトに連携データをインポートする
JDL IBEX出納帳netの場合
JDL IBEX出納帳の場合
補足:連携データの仕様
対象データと勘定科目
連携データには下記7種類の仕訳が含まれます。
整備|売上
売掛金 | 売上高 |
立替金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「整備ステータス」=「完了(売上対象)」となっている整備データ
- 「売上計上日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
整備|入金時値引き
売上高 | 売掛金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「入金時値引き」が入力されている整備入金データ
- 「入金日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
整備|現金入金
現金 | 売掛金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「入金手段」=「現金」となっている整備入金データ
- 「入金日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
- 「現金仕訳なし」の連携データには含まれません。
車販|売上
売掛金 | 売上高 |
前受金または前受収益 | |
立替金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「車販ステータス」=「売約済(売上対象)」となっている車販データ
- 「売上計上日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
- 「メンテナンスパック」の勘定科目は「前受金」または「前受収益」です。
車販|下取り仕入
仕入高 | 買掛金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「車販ステータス」=「売約済(売上対象)」となっていて、「下取車価格」が入力されている車販データ
- 「売上計上日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
- 国税庁によるこちらのタックスアンサーに従い、「車販|売上」の仕訳と「車販|下取り仕入」の仕訳を分けています。
- 「車販|下取り仕入」の消費税区分は「車販|売上」の消費税区分と同一とします。たとえば、「車販|売上」が非課税の場合、「車販|下取り仕入」も非課税です。
車販|入金時値引き
売上高 | 売掛金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「入金時値引き」が入力されている車販入金データ
- 「入金日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
車販|現金入金
現金 | 売掛金 |
- 下記条件をすべて満たすデータが対象です。
- 「入金手段」=「現金」となっている車販入金データ
- 「入金日」が連携データの「抽出対象月」に含まれる
- 「現金仕訳なし」の連携データには含まれません。
入金仕訳について
本ソフトウェアでは現金入金以外の入金仕訳は出力されません。これは、一般的に会計ソフトは金融機関との連携機能により振込やクレジットカード決済などに対する自動仕訳が可能であり、本ソフトウェアからも出力すると重複してしまうためです。金融機関との連携機能については会計ソフトの公式マニュアルをご覧ください。
なお、『現金入金以外の入金仕訳の出力』についてご要望が多数ある場合、対応を検討させていただきます。